でんの豆知識62「地震に強い家とは!!」

こんにちは

田建築工房スタッフのKです。

さて、3月25日

「電気記念碑」です。

由来は、

明治11年3月25日に

日本で初めての電灯が灯った日

という事です

東京・銀座の中央電信局の

開局祝賀会が開かれた

会場でのことでした。

会場の場所は、

虎ノ門の現在の東京大学工学部です。

その日は、

50個のアーク灯が

点灯されたそうです。

このことを記念として

昭和2年9月に

日本電気協会によって

制定されました。

3月25日

日本の電気事業にとって

とっても大事な日となっております。

「電気記念日」には

全国各地で様々な記念行事が

開催されています。

もし興味があるようでしたら

近くで行われている

イベントなどに参加してみては

いかがでしょうか。

さて、

今回の家づくりの基礎知識は、

「地震に強い家」

に関してです。

それでは、

さっそく『でんの豆知識』を

ご覧ください!!

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■ でんの豆知識「地震に強い家とは!!」

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再び、東北で大きな地震がありました。

福島県・宮城県では、

多くの家屋が被害を受けております。

まだ地震発生から日が経っておらず

今後も被害が広がる可能性もあります。

被害にあった方には、

一日も早い復興を願っております。

改めて、日本は、

地震大国だと実感しましたので、

今回は地震に強い家をお伝えします。

住宅(建築物)は

地震が起こった際に

縦方向や横方向に強い力を受けます。

また、地震や強い風の影響がなくても

住宅は、

常に上から下にチカラ(荷重)が

かかっており、

常に2階以上のチカラ(荷重)は

1階に流れており、

そしてそれを地面に流しています。

地震に強い家=耐震性の高い家は、

・地震での建物にかかるチカラを
 耐えることができること

・上下の方向のチカラの流れが
 スムーズになっていること

このことが大切な条件となります。

そして、この条件をクリアーするには、

家(住宅・建物)の形は、

「単純であればあるほど良い」

と考えられております。

◆単純な四角形が地震に強い

地震に強い家は、

単純であればよいということです。

そして、家の単純な形とは、

四角形のことをいいます。

正方形や長方形などの家が、

地震に強い家といえるのです。

その理由は、

上下縦横の6つの面が、

ひとつとなって支えあっているからです。

地震が起きても、そのチカラが

壁や地面に伝わりやすいので

耐えることができるのです。

簡単な例でいうと、

正方形に近い箱(段ボール)を

つぶそうとしても、

なかなかつぶれません。

これは、箱が面どうしで支えているので

外からのチカラに耐えて壊れにくい

構造だからです。

箱型の四角い家が、地震に強いのは、

地震のチカラを吸収して耐える事が

できるからなのです。

また、逆に言うと凹凸の多い、

複雑な形の家は、

地震のチカラに耐えられず、

地震に強い家とは、言いにくいのです。

◆壁の量が多い家も地震に強い

壁の量の多さも、

地震に強い家の条件のひとつです。

壁の量が少ないと、

地震のチカラを吸収できない場合が

あります。

また、1階と2階の壁の位置が

同じ場合は、更に地震に強くなります。

◆2階にリビングも地震に強い

1階にリビングをという考えが

一般的ですが、

地震に強いとは言いにくいです。

1階に大きな空間の部屋をつくると

2階より壁や柱の量が

少なくなることがあります。

この場合は、家を支えるチカラが

弱くなり、地震に強いとは

言えない場合がございます。

逆に2階にリビングなど

大きな空間の場合は、

1階の壁や柱の量が

2階寄り多くなり、

地震に強い家となります。

また、吹き抜けなども

壁の支えるチカラが弱くなります。

大きなLDKや吹き抜けなどの

大空間は、家づくりの際の

あこがれますが、

地震に関しては強くないことを

頭に入れておいてください。

◆その他の地震に強い家

●シロアリ対策ができている

シロアリにより、

土台や柱や壁などが、

食べられてしまうと

地震に対するチカラが

弱くなる場合がありますので、

シロアリ対策も行いましょう。

●窓が少ない家

窓が多くなると、

壁のチカラが弱くなり、

地震に耐えられない場合があります。

ガラスばりの家も

家づくりの際のあこがれですが、

地震に強くないことは、

頭の片隅にいれて検討しましょう。

●屋根が軽い家

屋根が重い家も、

家に負荷がかかり、

地震に対するチカラは、弱くなります。

最近の屋根材は、

殆どが軽量化し

地震対策もおこなっておりますので、

問題はないと思いますが、

屋根が軽い家も地震に強いという事を

家づくりの際は、

頭に入れておきましょう。

◆地震に強い家 まとめ

地震に強い家ということで

家のカタチをメインにお伝えしましたが、

その他にも、

地盤の強さだったり、

基礎の強さだったり、、

地震に強い家の条件は、

様々にあります。

また、土地の形状により、

家のカタチを四角形にできない場合でも

地震に強い家にする方法は、

特別な工法や

耐震・免振・減震対策など

多数あります。

家づくりは、

人生の中で一番大きな買い物の一つです。

その大きな買い物で、

家族と暮らし守ることが

大きな使命と思います。

地震大国の日本での家づくりでは、

地震に強いことを頭にいれて、

家づくりを検討することを

オススメ致します。

それでは、また!!

 
 

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