でんの豆知識65「フラット35、わずかに金利があがりました!!」
こんにちは
田建築工房スタッフのKです。
今日は朝から久しぶりの雨のお天気。
花粉症の私には少し嬉しい雨になりました。
子どもは新学期が始まったばかりで
学校へ持っていく物が多くて少々嫌な雨になったようです💦
それでは、
早速今月発表された
各金融機関の
今月の住宅ローン金利を見てみましょう。
メガバンク5銀行より発表された
2022年4月適用分の住宅ローンです。
以下にご紹介するものは、
当初10年間の金利が固定される
各行の主流タイプの商品です。
〇三菱UFJ銀行…0.89%→0.89%(±0.00%)
〇三井住友銀行1.35%→1.35%(±0.00%)
〇みずほ銀行…0.85%→0.85%(±0.00%)
〇りそな銀行…0.795%→0.795%(±0.00%)
〇三井住友信託銀行…0.67%→0.82%(+0.15%)
今月、メガバンクの
当初固定10年の金利は、
三井住友信託銀行以外の
金融機関は、金利を据え置きました。
では、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、
みずほ銀行のメガバンクTOP3の
他の住宅ローンの金利の動きです。
住宅ローン金利の指標となる
固定金利ですが、
当初10年固定以外は
期間を関係なく
すべての金利を引き上げました。
変動金利に関しては、
相変わらず動きがなく
メガバンクTOP3すべて
金利を据え置きました。
今月は、メガバンクの動きは、
変動金利を据え置き、
固定金利を引き上げ、
先月に続き、
2か月連続で足並みがそろっています。
では、先月金利を据引き上げた、
固定型住宅ローンの代名詞でもある
全期間固定型金利の【フラット35】は
どうなったでしょうか?
さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!
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■ でんの豆知識「フラット35、わずかに金利があがりました!!」
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住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2022年4月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.44%(前月より+0.01%)~2.54%
今月は、
金利を引き上げました。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の
金利幅は以下の通りです。
1.31%(前月より±0.0%)~2.41%
中期に関しても金利を引き上げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は…
1.70%~2.80%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は…
1.57%~2.67%
以上のようになっています。
今月は、同じ期間帯の固定金利にて、
全てのメガバンクは
金利を引き上げましたが、
フラット35も同様に
全ての借入期間で
金利を引き上げました。
とはいえ金利を引き上げましたが、
わずか0.01%です。
先月と合わせて2か月で考えると
フラット35が、最も金利の上げ幅が
小さいです。
結果的に、今月も
長期固定金利では、
もっとも魅力的なサービスを
提供しております。
また、他の金融機関に比べて
審査が通りやすいのも
フラット35の魅力のひとつです。
長期固定金利で
住宅ローンを選ぶなら
フラット35を
優先的に検討しましょう。
◆2022年4月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローンの金利は、
全ての金融機関が金利を
引き上げました。
日本の住宅ローン金利に
与える影響が大きい
米国の10年国債の長期金利は、
今月も上昇を続けております。
ちなみに、米国国債の金利は
2022年3月末の段階で、
2.412%となり、
かなり上がっております。
同じように日本の10年国債も上がり、
同じように住宅ローンの金利も
上がると思われました。
しかし、
日銀がこれを嫌がったのか抑制を行い、
米国ほど金利は上昇しませんでした。
日銀の金利上昇の抑制も
いつまでも続けるのは難しくことと、
最近の物価上昇により、
今後は、間違いなく金利は上昇すると
予想されます。
ロシアとウクライナ問題もあり、
今後の金利の見通しは、
不確定な状況ですが、
金利上昇の波は、
避けられないでしょう。
とはいえ、以前、
日本の住宅ローンは、
過去最低水準です。
住宅ローンの利用を検討するなら、
金利が最低水準で
大きく上がることのない
ここ数か月が
おすすめの時期となります。
◆各住宅ローン商品の金利動向
●変動金利
今月も多くの金融機関が
金利を据え置いています。
金利を据え置いたので、
先月と状況は変わらず
4月の変動金利の
住宅ローンの金利目安は、
0.4%から0.5%となります。
この金利より高ければ割高、
低ければ割安といえます。
●固定金利 10年~(中期)
メガバンク・ネット系銀行、
金融機関によって
上がったり下がったりと
判断がわかれました。
固定10年は人気ですので、
各金融機関が方向性の判断が
付きにくかったと思います。
しかしながら、
お伝えした通り、
まだ低水準の金利状況です。
人気の10年固定ですが、
この低金利時代には
どの金融機関も
金利は似たり寄ったりで、
比較する判断が難しいのが現状です。
金利だけでなく、
繰上げ返済手数料、
事務手数料、団信の内容も踏まえ、
住宅ローンを選びましょう。
●固定金利 長期
こちらも
ほとんどの金融機関が
金利を引き上げました。
長期固定金利は
頭金の割合によって
メリットが変わりますが、
つなぎ融資を利用すれば、
フラット35が
頭金なしでも最もメリットがあります。
◆2022年4月の
住宅ローン金利の動向を総括
今月も金利が引き上がった月と
言ってよいでしょう。
市場金利の動きに対して変動金利は、
金利が上がりにくい為、
現在でも人気です。
しかし、米国の金利が
大きく上昇する可能性がある為、
変動金利は、
リスクが大きいと思います。
今月、
各金融機関が
10年固定金利の判断が分かれたのは、
今後の金利上昇を見越しての事と
思います。
ですので
住宅ローンを利用するなら、
金利が過去からみて、低い水準のうちに
動いたほうが良いかもしれません。
そして今後必ず起こる
金利上昇を考えると、
変動金利よりも固定金利のメリットを
意識しましょう。
現在、金融緩和の政策により
約1%程度に金利は抑えられていますが、
金融政策が変更されれば、
少なくとも1% 程度の
金利上昇が予想されます。
そうなれば、
変動金利や期間の短い固定金利は、
たちまちに超長期金利を
追い抜かしてしまうほど、
金利差が小さいことを認識しましょう。
そこで、今後の不透明な
金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えを
お考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
金利は上がりましたが
2022年4月の住宅ローン金利は、
いまだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が低いここ数か月は、
検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
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