でんの豆知識69「フラット35、金利が上昇も!低水準!」
こんにちは、
田建築工房スタッフのKです。
さて、5月13日は、
「カクテルの日」です。
由来は、1806年のこの日に、
アメリカの雑誌に「カクテル」
という名が初登場したことです。
その雑誌によるカクテルの定義とは、
「蒸留酒に砂糖、水、ビターを
混ぜた興奮飲料であり、
俗に「ビタースリング」と呼ばれ、
選挙運動の妙薬ということに
なっている」
と紹介されていたそうです。
アメリカで誕生した記念日で、
あまり日本では
馴染みがないかも知れません。
日本では、2011年に
4つのバーテンダー協会・団体によって
「カクテルの日」が制定されました。
制定された目的は
「カクテルの魅力や
楽しいカクテル文化を普及する」
ということです。
お酒が苦手でもカクテルなら
という人もいらっしゃいますよね。
ノンアルコールの
カクテルなどもあり、
幅広く楽しめます。
しかし、代表的なものは
甘く飲みやすいため
飲みすぎには注意しましょう。
さて、月初めは、
住宅ローンの金利が気になりますよね。
それでは、
早速今月発表された
各金融機関の
今月の住宅ローン金利を見てみましょう。
メガバンク5銀行より発表された
2022年5月適用分の住宅ローンです。
以下にご紹介するものは、
当初10年間の金利が固定される
各行の主流タイプの商品です。
〇三菱UFJ銀行…0.89%→1.04%(+0.15%)
〇三井住友銀行1.35%→1.15%(+0.15%)
〇みずほ銀行…0.85%→0.95%(+0.10%)
〇りそな銀行…0.795%→0.945%(+0.15%)
〇三井住友信託銀行…0.82%→0.87%(+0.05%)
今月、メガバンクの
当初固定10年の金利は、
全ての金融機関が、
金利を引き上げました。
では、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、
みずほ銀行のメガバンクTOP3の
他の住宅ローンの金利の動きです。
住宅ローン金利の指標となる
固定金利ですが、
当初10年固定以外は
期間を関係なく
すべての金利を引き上げました。
変動金利に関しては、
相変わらず動きがなく
メガバンクTOP3すべて
金利を据え置きました。
今月は、メガバンクの動きは、
変動金利を据え置き、
固定金利を引き上げ、
先月、先々月に続き、
3か月連続で足並みがそろっています。
では、先月金利を据引き上げた、
固定型住宅ローンの代名詞でもある
全期間固定型金利の【フラット35】は
どうなったでしょうか?
さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!
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■ でんの豆知識「フラット35、金利が上昇も!低水準!」
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住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2022年5月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.48%(前月より+0.04%)~2.54%
今月も
金利を引き上げました。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の
金利幅は以下の通りです。
1.35%(前月より+0.04%)~2.41%
中期に関しても金利を引き上げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は…
1.74%~2.80%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は…
1.61%~2.67%
以上のようになっています。
今月は、
同じ長期の固定金利にて、
全てのメガバンクは
金利を引き上げましたが、
フラット35も同様に
全ての借入期間で
金利を引き上げました。
とはいえ、
ニュースなどの発表に合った通り、
メガバンクは、
0.1%以上の金利引き上げに対して、
フラット35の金利は
0.04%の引き上げにおさまったので、
割安感やお得感が
感じられます。
また、先月と先々月と今月の
合わせて3か月で考えると
フラット35が、最も金利の上げ幅が
小さいです。
結果的に、今月も
長期固定金利では、
もっとも魅力的なサービスを
提供しております。
また、他の金融機関に比べて
審査が通りやすいのも
フラット35の魅力のひとつです。
長期固定金利で
住宅ローンを選ぶなら
フラット35を
優先的に検討しましょう。
◆2022年5月の住宅ローン金利の傾向
今月も住宅ローンの金利は、
ほとんどの金融機関が、
金利を引き上げました。
ここ数か月、
金利が上がり続けており
上昇傾向ではありますが、
低い水準を維持しております。
世界の金利に影響の
大きい米国の長期金利・10年国債は、
急速に進むインフレの影響により、
今月も上昇しました。
日本国債は、
日銀が急速な金利上昇を嫌がり
抑制しておりますので、
米国ほど金利は上昇しませんでした。
しかし、徐々に金利が
上がっております。
日銀の金利誘導目標の
±0.25の範囲内である、
+0.227となっておりますが、
そろそろ限界が近いのかと思います。
現在、日本の住宅ローンは、
過去最低水準です。
住宅ローンの利用を検討するなら、
金利が大きく上がる前の
ここ数か月が
おすすめの時期となります。
◆各住宅ローン商品の金利動向
●変動金利
今月も多くの金融機関が
金利を据え置いています。
金利を据え置いたので、
先月と状況は変わらず
4月の変動金利の
住宅ローンの金利目安は、
0.4%から0.5%となります。
この金利より高ければ割高、
低ければ割安といえます。
●固定金利 10年~(中期)
メガバンク・ネット系銀行、
ほとんどの金融機関が
金利を引き上げました。
固定10年は、
人気の激戦区ですが、
低金利を維持するのが
難しいという判断と思われます。
しかし、
変動金利の金利引き上げが、
いつ起こるのか
わからないことを考えると、
10年固定を利用することで、
当面の金利上昇リスクが
抑えられます。
また、
この最低水準の金利状況ですと、
10年固金利と定変動金利との金利差も
小さいというメリットもあります。
借入金額が大きかったり、
返済期間が長かったりするならば、
10年固定も、検討したいところです。
●固定金利 長期
こちらも
ほとんどの金融機関が
金利を引き上げました。
長期固定金利は
頭金の割合によって
メリットが変わりますが、
つなぎ融資を利用すれば、
フラット35が
頭金なしでも最もメリットがあります。
◆2022年5月の
住宅ローン金利の動向を総括
今月は、
固定金利を中心に
金利が引き上がった月と
言ってよいでしょう。
市場金利の動きに対して
変動金利は、
今月も金利が上がりませんでした。
今後、米国の金利が
大きく上昇する可能性がある為、
変動金利は、
リスクが大きいと思いますが、
それ以上に、各金融機関は
10年固定金利が上昇しました。
先月までは、
住宅ローンを検討する場合、
変動金利よりも固定金利のメリットを
意識するよう伝えておりましたが、
非常に判断が難しいです。
現在は、日銀の量的緩和政策により、
金利約1%程度に抑えられていますが、
変更されれば、
少なくとも1% 程度の上昇が
予想されます。
そうなれば、
変動金利や期間の短い固定金利は、
すぐに超長期金利を
追い抜かしてしまうほど、
金利差が小さいことは事実です。
現時点で、
変動金利か短期の固定金利を選ぶかは、
金利だけでなく、
手数料や諸費用も視野に入れて
住宅ローンを検討しましょう。
また、
変動金利や短期固定金利を
選ぶより、
今後の不透明な
金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えを
お考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
金利は上がりましたが
2022年5月の住宅ローン金利は、
いまだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が低いここ数か月は、
検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
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