でんの豆知識81「外壁② 塗り壁!!」

こんにちは

田建築工房スタッフのKです。

前回に引き続き外壁についての豆知識です。

 

では、

今回の家づくり流れシリーズは、

「外壁」に関してです。


さっそく『でんの豆知識』を

ご覧ください!!



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■ でんの豆知識
「外壁 塗り壁!!

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今回も外壁に関してお伝えします。


家づくりにおいて、

外壁は重要で、

家に住む本来の目的は、

外からの天気から

住む人を守ることです。


雨や風そして地震などに耐え、

夏は暑さを冬は寒さを

和らげることが、大きな役割です。


外観も重要で、外壁は、

屋根とともに、家の外観の印象となり

町の景観にも影響されます。



外壁の種類


住宅の外観には、

様々な素材や種類があります。


大きく分けると、

・乾式工法
(サイディングなど水を使わない工法)

・湿式工法
(水を使う工法)

2つに分けられます。



最近の主流は、前回お伝えした

サイディングなどの乾式工法です。


湿式工法は、

現場で水とセメントをつくる

昔ながらの外壁です。


今回は、

湿式工法の塗り壁をお伝えします。



湿式工法とは

湿式工法とは、簡単に言うと

現場で水を使う工法のことです。


昔からつかわれている外壁で、

現場で外壁材をつくり、

下地や仕上げを外壁に塗ります。


下地や仕上げを行う際には、

職人さんがコテや刷毛などを使い、

職人さんの経験と技術が

必要になります。


職人さんの手仕事になるので、

素材感や味わいなど、

独特な仕上がりになり、

お施主さまのオンリーワンの

外壁となります。


乾式工法に比べると、

工期が長く、

手間がかかり、

コストが上がってしまいます。


そのため現在、

外壁は、乾式工法が主流です。



外壁の種類


湿式工法の外壁

・塗り壁

・コンクリート

・タイル


乾式工法の外壁

・サイディング

・木製羽目板

・ガルバリウム鋼板

ALC

・タイル


塗り壁 湿式工法の代表的な外壁


塗り壁の外壁は、

主にセメントや土を

水でねったものを下地に

外壁に仕上げます。


外壁の仕上げの方法として、

コテなどを使う左官仕上げや

吹付塗装・ローラーなどがあります。


塗り影の主な種類は、

・土塗り

・漆喰

・モルタル

などになります。



メリット


・デザイン性が高い

・素材感や味わいなど独特な風合い

・自然素材で環境にやさしい


塗り壁は、お施主様の希望通りの

完全オーダーメードとなるため、

理想な外壁に仕上がります。


サイディングより

仕上がりはシンプルと思いがちですが、

色合いや仕上げ方の方法により、

独特で様々な味わいに仕上がります。


職人さんの手仕事で行うため、

他の外壁材にはない、

お施主さまのオンリーワンの

外壁・外観になります。


また、塗り壁に使用される素材は、

自然素材を採用していることが多く、

環境や体にやさしいということも

メリットのひとつです。



デメリット

・コストが高く・工期が長め

・割れや汚れが起こる場合も

・仕上がりが職人さん次第


塗り壁は、職人さんの手仕事のため、

職人さんの手間(人件費)がかかるので、

コストは高くなってしまします。


また、工期もサイディングに比べると

職人さんの手仕事なので、

長くなります。


また、塗り壁の種類によっては、

割れや汚れがおこる場合もありますが、

最近は、割れや汚れが、

ほとんど起きない塗り壁も存在します。


中には、割れや汚れに対して

新築時の10年保証を付けている

塗り壁も存在します。


また、メリットでありデメリットなのは

職人さんの手仕事になるため、

仕上がりが職人さんにより、

左右されますので、

塗り壁を検討する場合は、

仕上がりを確認することが大切です。



塗り壁の種類


塗り壁には、様々な種類がありますが、

一般的なものを紹介いたします。


・土塗り


土を素材とした、塗り壁の外壁です。

土の素材なので、耐火性が高いです。

化学物質や接着剤などが

含まれないので、

環境にやさしく、

健康に良い塗り壁です。


土や砂の配合により、

見た目や質感など

さまざまな味わい深い

仕上がりになります。


土の仕上がりのため、

構造上に影響はないのですが、

表面が割れやすく、

汚れやすくなります。



・漆喰


石灰や消石灰などに粘土などを

混ぜ合わせた自然素材の外壁材です。


昔から日本建築に外壁として

使われている塗り壁です。


日本のお城や蔵なども、漆喰です。


不燃性が高く、耐久性も高いです。


昔の日本建築で、見るとおり

白色のきれいな仕上がりです。


また、海外でも昔から外壁で

漆喰は多く使われております。


ですので最近は、

海外の漆喰の

塗り壁材も人気です。


海外の漆喰は、

白色だけでなく色も豊富に選べます。


割れや汚れに強く、

メンテナンスも10年から30年まで、

補修の必要がないと

言われております。


そのため、

海外(ドイツ製)の漆喰になりますが、

割れや汚れに対し

10
年の保障がついております。


サイディングに比べると

コストの高めな塗り壁材の中でも

更にコストは高めになります。



・モルタル


セメントや水・砂などを

混ぜて外壁をつくります。


一般的には、

モルタルの上に、

塗装で仕上げます。


コストは、塗り壁の外壁の中では

安価となっております。



塗り壁の仕上げ方法


塗り壁は、

独特であり、

様々な風合いになると

お伝えしましたが、

仕上げ方法によることが大きいのです。


一般的な塗り壁の仕上げ方法を

紹介します。



・コテ波


左官職人さんがコテで塗る

代表的な仕上げです。


うっすらとコテの跡を

つけることにより

独特な仕上がりになります。


コテの跡つけ方は、

職人さんにより変わるので、

検討する際は、

実際に仕上がりを確認しましょう。



・ハケ引き


ブラシのハケを使い、

ハケの後を残し模様を付けます。


細いラインが上品で

和風の家に人気です。



・コテバケ


大きなハケをつかい

広い範囲で縞模様をつけます。


縞模様は、様々なパターンで

仕上げすることができます。



・オウギ(扇)


コテで半円に塗り、

扇の形のように仕上げます。


高い技術が必要と言われ、

和風の家にオススメです。



・スパニッシュ


コテの後ろの部分を使い、

四角いエッジ模様で仕上げます。


ヨーロッパ風の家にオススメです。



この他にも様々な

仕上げ方法やパターンが

あります。


中には、スポンジローラーで

仕上げる方法もあり、

こちらは、素人の方でも

簡単に塗りやすいということで

DIY
などで人気です。



まとめ


前々回から、外壁について

お伝えしており、

今回は、塗り壁について

お伝えしました。


他の乾式工法や

湿式工法に関しては、

今後お伝え致します。


塗り壁は、

職人さんの手仕事のため、

オンリーワンの外壁にしたい

という方におススメです。


和風な家づくり

洋風な家づくりの

どちらでも、

独特で味わいのある

外壁になることが可能です。


独自性だけでなく

デザインも豊富で

環境にも優しいので

このような理想の家づくりを

希望する方は、

是非とも検討したい外壁材です


それでは、また!!

 

 

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