でんの豆知識147「わずかながら金利を引き上げました!」
こんにちは
田建築工房スタッフのKです。
涼しい日がでてきてやっと長袖の出番がやってきましたね🤗
月初めの今月の住宅ローンの情報となります。
早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。
メガバンク4行より発表された2024年11月適用分の住宅ローンです。
以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。
〇三菱UFJ銀行…1.11%→1.12%(+0.01%)
〇三井住友銀行…1.70%→1.80%(+0.10%)
〇みずほ銀行…1.35%→1.40%(+0.05%)
〇りそな銀行…1.715%→1.695%(-0.20%)
今月、メガバンクの当初固定10年の金利は、りそな銀行以外は金利を引き上げ、りそな銀行は金利を引き下げました。
今月もメガバンクの10年固定金利は足並が揃いませんでしたが、トップ3である、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行は
そろって金利を引き上げました。
変動金利に関しては、相変わらず動きが少なくメガバンクも金利を据え置きました。
今月のメガバンクの動きは、変動金利を据え置き、固定金利は、金利を引き上げるという形になりました。
では、先月金利を据引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある
全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?
さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!
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■でんの豆知識「わずかながら金利を引き上げました!」
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住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供する
フラット35の2024年11月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は… 1.84%(前月より+0.02%)~3.47%
今月は、若干金利を引き上げました。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.45%(前月より+0.02%)~3.908%
中期に関しても金利を引き上げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.95%~3.58%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.56%~3.19%
以上のようになっています。
今月のフラット35は、全体的にわずかながら金利を引き上げました。
メガバンク・ネット系銀行の長期固定金利は、殆どの金融機関が金利を引き上げております。
そんな中元々金利が低いフラット35は若干ながら金利を引き上げたので、
結果的に長期固定金利では、もっとも魅力的なサービスを提供しております。
また、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。
長期固定金利で住宅ローンを選ぶならフラット35を優先的に検討しましょう。
◆2024年11月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローンの金利は、全体的に金利の上がった月と言えるでしょう。
変動金利は据え置き、固定金利も長期・中期ともに金利を引き上げた月となりました。
金利が上ったり・下がったりを月ごとに繰り返しておりましたが、今月は先月に続き、2か月連続で金利が上りました。
そして僅かながらに、数か月単位でみると固定金利が徐々に上がり続けております。
今年の金利の流れは金上昇傾向にあり緩やかながら金利が上昇で、今月は上がった月と言えます。
世界的に金利高の中、それでも日本は低金利を維持しており、これが円安を生んでいます。
日本政府は国債を買い入れておりますが、2026年からは、減額傾向になります。
そうなると、今後の2026年以降の固定金利は、上昇傾向になると感じます。
住宅ローンの利用を検討するなら、金利の大幅な上昇の可能性が低い、短期固定金利がおススメです。
変動金利は、上がると予想されておりますが、まだ上がりきった感のない今月は、住宅ローンを組むのにおすすめかもしれません。
またこの流れですと、来月は金利の下がる月となる可能性が大きいです。
◆各住宅ローン商品の金利動向
変動金利
今月は、一部の金融機関が金利を上げましたが、全体的には金利の据え置いた月と言えます。
メガバンクの変動金利は据え置きましたが、ネットバンク系の変動金利は引き揚げた金融機関が僅かにいました。
先月、ネットバンク系は多くの金融機関が金利を上げたので、2か月でみると上がっています。
7月にゼロ金利対策が解除され、金利の上がる時代に突入し、いよいよ変動金利も先月に続き上がり始めました。
単月でみると据え置いた月と言えますが、2か月でみると上がっています。
このような動きで、1年後には結果的に大きく上がっていくと予想されます。
とは言え、メガバンクは変わらず金利を据え置きましたので、基準金利が上がったということではありません。
今後、固定金利はあがっても変動金利はあがらないということを多くいわれておりましたが、決してそんなことはなく、
変動金利の引き上げを各金融機関が行うかも知れません。
とは言え、市場最低金利の基準を維持しております。
基準金利は、据え置いたので、11月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、0.4%となります。
この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。
マイナス金利が解除になりましたので、今後、0.1~0.2%金利が上がると予想されます。
予想では、2024年年末までに日銀の利上げのペースによりますが、金利の指標が、0.5~0.8%の可能性は予想されている事を覚えておきましょう。
固定金利 10年~(中期)
今月の10年固定は、金利を引き上げた月となりました。
殆どの金融機関が金利を引き上げました。
同じようにメガバンクでは、りそな銀行のみ金利を引き下げましたが、大手3行は金利を引き下げました。
10年固定金利は、日本の10年国債金利をベースに金利を決めている金融機関が多いですので、国債の金融市場に委ねられます。
日銀が今後、10年国債の金利上昇を発表しましたので、先々月は、金利の上がる金融機関が少なく
先月は、金利の上がる金融機関が多く、そして今月は、ほとんどの金融機関の金利が上がりました。
ただ10年国債は1%になると機関投資の購入意欲が旺盛になると予想されており、当面は1%を超えて上昇することはないと言われております。
それに伴い10年固定金利も1%を超えることはないと予想できます。
そして、ついに基準金利が1%近くになりましたので、今後は、あまり上がらないと予想されます。
これらにより安心安定ということと、固定金利選択型の中核ということで10年固定に人気が集まります。
ですので、どの金融機関も力を入れており、金利は似たり寄ったりで、比較する判断が難しいのが現状です。
金利だけでなく、繰上げ返済手数料、事務手数料、団信の内容も踏まえ、住宅ローンを選びましょう。
固定金利 長期
変わらず金利上昇の気配があるので、各金融機関の長期固定金利は上がっております。
そして各金融機関は、自行の金融商品より、フラット35にチカラを入れております。
元々金利が低くもっとも人気が高いフラット35が、一番有益な住宅ローンと言えるでしょう。
ですので、長期固定を検討している方は、どの金融機関のフラット35にするか判断された方がよいでしょう。
このメールマガジンにて発表している金利を参考にして、各金融機関と比べてみて下さい。
また、長期固定金利は頭金の割合によってメリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、フラット35が頭金なしでも最もメリットがあります。
全期間固定は、金利が高いので利用したくないが、変動金利の上昇も気になるという方は、ミックスプランを
(変動半分・全期間固定半分)検討してみてはいかがでしょうか。
◆2024年11月の
住宅ローン金利の動向を総括
今月は、金融機関によって全体的に金利の上がった月でしょう。
ほとんどの金融機関が、いずれかの金融商品の金利を引き上げたと言えるでしょう。
今月上がると予想されたメガバンクの変動金利は上がりませんでしたので、今後に注目です。
米国の金利は低下傾向にあり、日本の金利は、わずかながら上昇傾向にあります。
ただ何度も言うように、日本の金利が低いため、円安の状態が続いております。(詳しくは下記にて)
ですので、いずれ日本の金利はあがっていくのですが、金利が上がったとはいえ若干なので、今月は、住宅ローンを組むチャンスと言えるでしょう。
唯、金融機関によっては、金利を据え置いた金融商品があるので、こちらを利用する場合はチャンスです。
変動金利は金利を引き上げたとはいえ、マイナス金利の終わりと、
金利引き締め政策が重なり、2024年の年末へ向けて
今後は、更に金利が上がると予想されます。
現在米国の国債の金利が落ち着いたとはいえ、現在の日本の国債の金利はかなり低い状況です。
米国(世界的)と日本の国債の金利差が円安の状況を産んでいると言われております。
ということで、今後金利は上昇する可能性が高いです。
とは言え金融緩和政策は維持されるので、今後の予想はつきにくいのですが、変動金利が上る可能性は高いと言えるでしょう。
今月、変動金利に動きのなかった来月のメガバンクの動きによって、今後の変動金利の基準金利が上がるかも知れません。
10年固定などは、日本の国債の金利と連動しますので、1%以上が上がらないと予想されており、ここ数か月は大きく金利が上がることはないでしょう。
そして今月の国債は低水準となり、そして当然、住宅ローンも低水準です。
2024年に住宅を購入し、住宅ローンを組もうと考えている方は、年内が大きなチャンスかもしれません。
そして今後、新規で住宅ローンを組む方はもちろん、現在、変動金利にて住宅ローンを組んでおらえる方も、固定金利の低さに注目しましょう。
金利が若干上ったので、固定金利の売りである安心の固定返済が低いので、コストパフォーマンスの高さで、手に入れることができると考えております。
今後、金利が上昇する可能性は高いのですが住宅ローンを利用するなら、金利上昇がゆるやかなこの数か月のうちに動いたほうが良いかもしれません。
そして今後必ず起こる(2026年と予想されている)金利上昇を考えると、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。
現在、金融緩和政策により約1%に金利は抑えられていますが、マイナス金利が解除され、金融緩和政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の金利上昇が予想されます。
そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い付いてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。
そこで、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
金利の若干上がった2024年11月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低いここ数か月は、検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
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■ 失敗しない家づくりのためのイベント情報
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