でんの豆知識148「フラット35、若干金利を引き上げました!!」

こんにちは

田建築工房スタッフのKです。

今朝は冷え込みが厳しかったですね😢

 

さて、それでは今月の住宅ローンの情報となります。

 

早速今月発表された各金融機関の

今月の住宅ローン金利を見てみましょう。

 

メガバンク4行より発表された

2024年12月適用分の住宅ローンです。

 

以下にご紹介するものは、

当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

 

〇三菱UFJ銀行…1.12%→1.22%(+0.10%)

 

〇三井住友銀行…1.80%→1.95%(+0.15%)

 

〇みずほ銀行…1.40%→1.50%(+0.05%)

 

〇りそな銀行…1.695%→18095%(+0.11%)

 

今月、メガバンクの当初固定10年の金利は、

全ての金融機関が金利を引き上げました。

 

今月のメガバンクの10年固定金利は

久々に足並が揃いました。

 

変動金利に関しては、メガバンクは金利を据え置きました。

 

今月のメガバンクの動きは変動金利を据え置き、

固定金利は金利を引き上げるという形になりました。

 

では、先月金利を据引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある

全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?

 

さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!

 

 

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■ でんの豆知識「フラット35、若干金利を引き上げました!!」

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住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35の2024年12月の適用金利が発表されました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の

 主力タイプの金利幅は…

 

 1.86%(前月より+0.02%)~3.57%

 

今月は、若干金利を引き上げました。

 

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の

 金利幅は以下の通りです。

 

1.47%(前月より+0.02%)~3.18%

 

中期に関しても金利を引き上げました。

 

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の

 タイプの金利幅は…

 

1.97%~3.68%

 

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの

 金利幅は…

 

1.58%~3.29%

 

以上のようになっています。

 

 

2024年12月、今月のフラット35は、

全体的にわずかながら金利を引き上げました。

 

メガバンク・ネット系銀行の長期固定金利は、

殆どの金融機関が金利を引き上げております。

 

そんな中、元々金利が低いフラット35は、

若干ながら金利を引き上げたので、

結果的に、長期固定金利では、

もっとも魅力的なサービスを提供しております。

 

また、フラット35のこの1年間の金利の流れは、

僅かながら、上がったり下がったりしておりますが、

1年前の12月よりは下がっていますので、

安定した低金利の住宅ローン商品と言えるでしょう。

 

他の金融機関に比べて審査が通りやすいのも

フラット35の魅力のひとつです。

 

長期固定金利で住宅ローンを選ぶなら

フラット35を優先的に検討しましょう。

 

 

◆2024年12月の住宅ローン金利の傾向

 

今月の住宅ローンの金利は、

全体的に、固定金利の上がった月と言えるでしょう。

 

変動金利にもやや動きがあり、固定金利も、

長期・中期ともに金利を引き上げた月となりました。

 

金利が上ったり・下がったりを月ごとに繰り返しておりましたが、

今月は、先々月・先月に続き、3か月連続で金利が上りました。

 

そして僅かながらに、数か月単位でみると

固定金利が徐々に上り続けております。

 

今年の金利の流れは金上昇傾向にあり

緩やかながら金利が上昇で、

今月は、上がった月と言えます。

 

世界的に金利高の中、それでも日本は低金利を維持しており、

これが円安を生んでいます。

 

日本政府は、国債を買い入れておりますが、

2026年からは、減額傾向になります。

 

そうなると、今後の2026年以降の固定金利は、

上昇傾向になると感じます。

 

住宅ローンの利用を検討するなら、

金利の大幅な上昇の可能性が低い、

短期固定金利がおススメです。

 

変動金利は、今後上がると予想されておりますが、

上がりきった感のない今月は、住宅ローンを組むのに

おすすめかもしれません。

 

またこの流れですと、来月は金利の下がる月となる

可能性が大きいですが、2025年は金利の上がる年と

言われているので、予想ができないのが現状です。

 

 

◆各住宅ローン商品の金利動向

 

  • 変動金利

 

今月は、金利の上げた金融機関と金利を据え置いた金融機関、

金利の下げた金融機関と各金融機関によって判断が分かれました。

 

全体的には金利の据え置いた月と言えます。

 

メガバンクの変動金利は据え置きましたが、

ネットバンク系の変動金利は、引き上げた金融機関が

僅かにいました。

 

7月にゼロ金利対策が解除され、金利の上がる時代に突入し、

いよいよ変動金利も先々月・先月に続き上がり始めました。

 

単月でみると、据え置いた月と言えますが、

3か月でみると上がっています。

 

このような動きで、1年後には、結果的に

大きく上がっていくと予想されます。

 

とは言え、メガバンクは変わらず、

金利を据え置きましたので、

基準金利が上ったということではありません。

 

今後、固定金利はあがっても

変動金利はあがらないということを

多くいわれておりましたが、

決してそんなことはなく、変動金利の引き上げを

各金融機関が行うかも知れません。

 

とは言え、市場最低金利の基準を維持しております。

 

基準金利は据え置いたので、11月の変動金利の

住宅ローンの金利目安は、0. 4%となります。

 

この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。

 

マイナス金利が解除になりましたので、

今後0.1~0.2%金利が上がると予想されます。

 

予想では、2024年年末までに

日銀の利上げのペースによりますが、

金利の指標が、0.5~0.8%の可能性は

予想されている事を覚えておきましょう。

 

 

  • 固定金利 10年~(中期)

 

今月の10年固定は、金利を引き上げた月となりました。

 

殆どの金融機関が金利を引き上げました。

 

同じようにメガバンクも大手4行は金利を引き上げました。

 

10年固定金利は、日本の10年国債金利をベースに

金利を決めている金融機関が多いのですので、

国債の金融市場に委ねられます。

 

日銀が今後、10年国債の金利上昇を発表しましたので、

先々月は、金利の上がる金融機関が多く

先月は、金利の上がる金融機関が多く、

そして今月は、ほとんどの金融機関の金利が上がりました。

 

ただ10年国債は1%になると機関投資の購入意欲が

旺盛になると予想されており、当面は1%を超えて

上昇することはないと言われております。

 

それに伴い10年固定金利も

1%を超えることはないと予想できます。

 

そして、ついに基準金利が1%近くになりましたので、

今後は、金利があがっても、

0.1%以内に抑えられると考えられます。。

 

これらにより安心安定ということと、

固定金利選択型の中核ということで

10年固定に人気が集まります。

 

ですので、どの金融機関も力を入れており、

金利は似たり寄ったりで、

比較する判断が難しいのが現状です。

 

金利だけでなく、繰上げ返済手数料、

事務手数料、団信の内容も踏まえ、

住宅ローンを選びましょう。

 

 

  • 固定金利 長期

 

変わらず金利上昇の気配があるので、

各金融機関の長期固定金利は上がっております。

 

そして各金融機関は、自行の金融商品より、

フラット35にチカラを入れております。

 

元々金利が低くもっとも人気が高い

フラット35が、一番有益な住宅ローンと

言えるでしょう。

 

ですので、長期固定を検討している方は、

どの金融機関のフラット35にするか

判断された方がよいでしょう。

 

このメールマガジンにて発表している金利を参考にして、

各金融機関と比べてみて下さい。

 

また、長期固定金利は頭金の割合によって

メリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、

フラット35が頭金なしでも最もメリットがあります。

 

全期間固定は、金利が高いので

利用したくないが、変動金利の上昇も

気になるという方は、ミックスプランを

(変動半分・全期間固定半分)検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

◆2024年12月の

 住宅ローン金利の動向を総括

 

今月は、固定金地が全体的に金利の上がった月と言えるでしょう。

 

ほとんどの金融機関が、固定金利の金融商品の金利を

引き上げたと言えるでしょう。

 

上がると予想され続けたメガバンクの変動金利は

上がりませんでしたので、今後に注目です。

 

メガバンクの変動金利はあがりませんでしたが、

ネット系銀行の変動金利は上がっていますので、

注意が必要です。

 

米国の金利は低下傾向にあり、日本の金利は、

わずかながら上昇傾向にあります。

 

ただ何度も言うように、日本の金利が低いため、

円安の状態が続いております。(詳しくは下記にて)

 

ですので、いずれ日本の金利は上がっていくのですが、

金利の上がったとはいえ若干なので、

今月は、住宅ローンを組むチャンスと言えるでしょう。

 

変動金利は、マイナス金利の終わりと、

金利引き締め政策が重なり、2024年の年末へ向けて

今後は更に金利が上がると予想されます。

 

現在米国の国債の金利が落ち着いたとはいえ、

現在の日本の国債の金利はかなり低い状況です。

 

米国(世界的)と日本の国債の金利差が

円安の状況を産んでいると言われております。

 

ということで、今後金利は上昇する可能性が高いです。

 

とは言え、金融緩和政策は維持されるので、

今後の予想はつきにくいのですが、

変動金利が上る可能性は高いと言えるでしょう。

 

 

また、トランプ新大統領が確定し

ドルが円安に動くと予想されており、

そうなるとさらなる利上げとなる可能性があります。

 

今月、変動金利に動きのなかった

来月のメガバンクの動きによって、

今後の変動金利の基準金利が

上がるかも知れません。

 

10年固定などは、

日本の国債の金利と連動しますので、

1%以上が上がらないと予想されており、

ここ数か月は大きく金利が上ることはないでしょう。

 

そして今月の国債は低水準となり、

そして当然、住宅ローンも低水準です。

 

2024年に住宅を購入し、住宅ローンを組もうと

考えている方は、年内が大きなチャンスかもしれません。

 

そして今後、新規で住宅ローンを組む方はもちろん、

現在変動金利にて住宅ローンを組んでおらえる方も、

固定金利の低さに注目しましょう。

 

金利が若干上ったので、固定金利の売りである

安心の固定返済が低いので、コストパフォーマンスの高さで

手に入れることができると考えております。

 

今後金利が上昇する可能性は高いのですが、

住宅ローンを利用するなら金利上昇がゆるやかな

この数か月のうちに動いたほうが良いかもしれません。

 

そして今後必ず起こる(2026年と予想されている)

金利上昇を考えると、変動金利よりも固定金利のメリットを

意識しましょう。

 

現在、金融緩和政策により約1%に金利は抑えられていますが、

マイナス金利が解除され、金融緩和政策が変更されれば、

少なくとも1%程度の金利上昇が予想されます。

 

そうなれば、

変動金利や期間の短い固定金利は、

たちまちに超長期金利を追い付いてしまうほど、

金利差が小さいことを認識しましょう。

 

そこで、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

 

目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

金利の若干上がった

2024年11月の住宅ローン金利は、

いまだ低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、

金利が低いここ数か月は、

検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。

 

それでは、また。

 

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