でんの豆知識149「フラット35、金利を据え置きました!!」
こんにちは
鹿児島市紫原の工務店
田建築工房のスタッフのKです。
2025年初のでんの豆知識です。
2025年も本気で家づくりにとりくみ、
今後に向けて大切な準備の年にします。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、月初めは住宅ローンの金利も気になりますよね。
それでは今月の住宅ローンの情報となります。
早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。
メガバンク4行より発表された2025年1月適用分の住宅ローンです。
以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。
〇三菱UFJ銀行…1.22%→1.31%(+0.09%)
〇三井住友銀行…1.95%→1.90%(-0.05%)
〇みずほ銀行…1.50%→1.45%(-0.05%)
〇りそな銀行…1.805%→1815%(+0.10%)
今月、メガバンクの当初固定10年の金利は、三井住友銀行とみずほ銀行が金利を引き上げ、三菱UFJ銀行とりそな銀行が金利を引き下げました。
今月のメガバンクの10年固定金利は足並が揃いませんでした。
変動金利に関しては、メガバンクは金利を据え置きました。
今月のメガバンクの動きは、変動金利を据え置き、固定金利は、金利を引き上げるという形になりました。
では、先月金利を据引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?
さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!
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■ でんの豆知識「フラット35、金利を据え置きました!!」
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住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2025年1月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は… 1.86%(前月より±0)~3.57%
今月は金利を据え置きました。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の 金利幅は以下の通りです。
1.47%(前月より±0)~3.18%
中期に関しても金利を据え置きました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は…1.97%~3.68%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は…1.58%~3.29%
以上のようになっています。
2025年1月、今月のフラット35は、全体的に金利を据え置きました。
メガバンク・ネット系銀行の長期固定金利は、殆どの金融機関が金利を引き上げております。
そんな中、元々金利が低いフラット35は、若干ながら金利を据え置いたので、結果的に長期固定金利では、もっとも魅力的なサービスを提供しております。
また、フラット35はこの1年間の金利の流れは、1年前の1月よりは下がっていますので、安定した低金利の住宅ローン商品と言えるでしょう。
他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。
長期固定金利で住宅ローンを選ぶならフラット35を優先的に検討しましょう。
◆2025年1月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローンの金利は、全体的にみると金利の上がった月と言えるでしょう。先月に続き、4か月連続です。
変動金利は動きがなく、固定金利は中期を金利を引き上げた金融機関が目立ちました。
金利が上ったり・下がったりを月ごとに繰り返しておりましたが、今月は、金利が上がった月となりました。
数か月単位でみると固定金利が徐々に上り続けております。
今年の金利の流れは金上昇傾向になると予想されます。
世界的に金利高の中、それでも日本は低金利を維持しており、これが、円安を生んでいます。
日本政府は、国債を買い入れておりますが、2026年からは、減額傾向になります。
そうなると、今後の2026年以降の固定金利は、上昇傾向になると感じます。
このような状況で住宅ローンの利用を検討するなら、金利の大幅な上昇の可能性が低い、短期固定金利がおススメです。
変動金利は、今後上がると予想されておりますが、金利を据え置いた今月は住宅ローンを組むのにおすすめかもしれません。
元々2025年は、金利の上がる年と言われているのですが、トラップ大統領の就任により更に金利の上がる可能性が大きくなりました。
◆各住宅ローン商品の金利動向
変動金利
今月は、殆どの金融機関が金利を据え置いております。
金利を引き上げた金融機関が1行、金利を引き下げた金融機関が1行と全体的には金利の据え置いた月と言えます。
メガバンクの変動金利は据え置きましたが、ネットバンク系の変動金利も、殆どの金融機関が金利を据え置きました。
2024年の7月にゼロ金利対策が解除され、金利の上がる時代に突入し、いよいよ変動金利も先々月・先月に続き上がり始めましたが、今月は金利を据え置きました。
とは言え、今後変動金利はあがる可能性が高いと多くいわれておりますので、2025年は変動金利の引き上げを各金融機関が行うかも知れませんので、注意が必要です。
今月の基準金利は、据え置いたので、1月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、0.4%となります。
この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。
マイナス金利が解除になりましたので、今後、0.1~0.2%金利が上ると予想されます。
予想では、2025年中には日銀の利上げのペースによりますが、金利の指標が0.5~0.8%の可能性は予想されている事を覚えておきましょう。
固定金利 10年~(中期)
今月の10年固定は、金利を引き上げた月となりました。
殆どの金融機関が金利を引き上げました。
メガバンクは判断が分かれ、2行は金利を引き上げ2行は金利を引き下げました。
10年固定金利は、日本の10年国債金利をベースに金利を決めている金融機関が多いので、国債の金融市場に委ねられます。
2025年は、日銀が10年国債の金利上昇と欧米の利下げに挟まれ、金利の上げ下げを繰り返していくと予想されます。
そして今月は、ほとんどの金融機関の金利が上がりました。
ただ10年国債は1%になると機関投資の購入意欲が旺盛になると予想されており、当面は1%を超えて上昇することはないと
言われておりましたが、金利水準の上昇により2%台に突入すると予想されます。
それに伴い10年固定金利も1%を超えることになるかも知れません。
そして、ついに基準金利が1%近くになりましたので、今後は金利は上がりにくいと予想しておりましたが、2025年は、2%台に突入するかもしれません。
とは言え、安心安定ということと、固定金利選択型の中核ということで10年固定に人気が集まります。
ですので、どの金融機関も力を入れており、金利は似たり寄ったりで、比較する判断が難しいのが現状です。
金利だけでなく、繰上げ返済手数料、事務手数料、団信の内容も踏まえ、住宅ローンを選びましょう。
固定金利 長期
変わらず、金利上昇の気配があるのですが、ほとんどの金融機関の長期固定金利は据え置きました。
そして変わらず各金融機関は、自行の金融商品より、フラット35にチカラを入れております。
元々金利が低くもっとも人気が高いフラット35が、一番有益な住宅ローンと言えるでしょう。
ですので、長期固定を検討している方は、どの金融機関のフラット35にするか判断された方がよいでしょう。
このメールマガジンにて発表している金利を参考にして、各金融機関と比べてみて下さい。
また、長期固定金利は頭金の割合によってメリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、フラット35が頭金なしでも最もメリットがあります。
全期間固定は、金利が高いので利用したくないが、変動金利の上昇も気になるという方は、ミックスプランを(変動半分・全期間固定半分)
検討してみてはいかがでしょうか。
◆2025年1月の住宅ローン金利の動向を総括
今月は、全体的に金利の上がった月と言えるでしょう。
上がると予想され続けた変動金利は上がらず据え置きましたので、今後に注目です。
米国の金利は低下傾向にあり、日本の金利はわずかながら、上昇傾向にあります。
ただ何度も言うように、日本の金利が低いため、円安の状態が続いております。
ですので、いずれ日本の金利は上がっていくのですが、金利の上がったとはいえ若干なので、今月は、住宅ローンを組むチャンスと言えるでしょう。
変動金利は、マイナス金利の終わりと、金利引き締め政策が重なり、2025年の年中へ向けて、今後は更に金利が上ると予想されます。
現在米国の国債の金利が落ち着いたとはいえ、現在の日本の国債の金利はかなり低い状況です。
米国(世界的)と日本の国債の金利差が円安の状況を産んでいると言われております。
ということで、今後金利は上昇する可能性が高いです。そして、更に注目は、トランプ大統領の就任です。
これにより、米国の金利は、上昇する可能性が出てきました。そうなると必ず金利は上がります。
日本の金融緩和政策は維持されるので、今後の予想はつきにくいのですが、2025年は、金利が上る可能性が高いと言えるでしょう。
また、トランプ新大統領はドルが円安に動くと予想されており、そうなるとさらなる利上げとなる可能性があります。
今月、変動金利に動きのなかったメガバンクの動きによって、今後の変動金利の基準金利が上がるかも知れません。
10年固定などは日本の国債の金利と連動しますので、1%以上が上がらないと予想されており、ここ数か月は大きく金利が上ることはないでしょう。
そして今月の国債は、低水準となり、そして、当然住宅ローンも低水準です。
2025年に住宅を購入し、住宅ローンを組もうと考えている方は、今年が大きなチャンスかもしれません。
そして今後、新規で住宅ローンを組む方はもちろん、現在、変動金利にて住宅ローンを組んでおらえる方も、固定金利の低さに注目しましょう。
金利が若干上ったので、固定金利の売りである安心の固定返済が低いので、コストパフォーマンスの高さで、手に入れることができると考えております。
今後、金利が上昇する可能性は高いのですが、住宅ローンを利用するなら金利上昇がゆるやかなこの数か月のうちに動いたほうが良いかもしれません。
そして今後必ず起こる(2026年と予想されている)金利上昇を考えると、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。
現在、金融緩和政策により約1%に金利は抑えられていますが、マイナス金利が解除され、金融緩和政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の金利上昇が予想されます。
そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い付いてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。
そこで、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにてフラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方
住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
金利の若干上がった2024年11月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低いここ数か月は検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
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