とこしずめのまつり
こんにちは。
田建築工房の田底(たぞこ)です。
せっかくの週末に生憎のお天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近では、新型コロナウイルスの影響でトイレットペーパーや子供用のオムツまで品薄が続いているようです。
私たちでできる限りの対策をとっていきたいなと思う今日この頃です。
弊社では、お施主様の承諾が得られる範囲で、出来る限りお家づくりの様子をブログにアップしていきたいと思っているのです。
が、いつもタイトルに迷います…
きっとお施主様も見てくださるので、地鎮祭を行った日や場所を記録しておくことで振り返りが出来るので真面目に令和2年〇月◉日と書けばいいじゃん!と隣にいる妻からは言われるのですが、お施主様それぞれの地鎮祭にドラマがあるようにタイトルにもちょっとでも変化を持たせたい…と思うのです。
そして、今日もどうしようかな~と考えながら「地鎮祭」と検索してみたら「縄文時代」や「とこしずめのまつり」がヒットし、これだー!と思い、今回のタイトルが決まりました。
地鎮祭は「とこしずめのまつり」とも読むんですが、日本古来の考え方が由来になっているようですね。
さて、先日の2月24日(月)に鹿児島市五ヶ別府町にてY様邸の地鎮祭を執り行って参りました。
今回、お施主様のご家族様もご参集くださいまして、にぎにぎしく儀式を執り行うことができました。
この日はお天気も良かったです。
地鎮祭の記録をアップする際に、地鎮祭の儀式の流れを一部ご案内しているのですが
今回は地鎮の儀のひとつである「苅初めの儀」です。
おさらいですが、「地鎮の儀」この儀式は、設計者及び施主と施工者が初めてその土地に手をつける意味であり、一般には設計者が苅初め、施主が穿初め、施工者が鍬入れを行います。
今回は、苅初めもお施主様に行っていただきました。
鎌で草刈りの所作を3回していただきます。
地鎮祭を人生で何度も経験しているのは、設計や施工に携わる工務店の人間か神主さんくらいですから
お施主様にはその場で儀式の前に説明がありますので何も緊張するようなことはないのですが
どういったことをするのかな?と気になったら地鎮祭の流れを予習して意味を理解しておくと良いかもですね。
草を刈り、地を掘り、地を均す所作を行い、その土地の神様に工事の始まりを報告する。
簡単にまとめると、「はじめまして、○○です。これからどうぞよろしくお願いいたします」
といった感じでしょうか。
何事も「挨拶」は基本ですから、大事にしていきたいですね。
Y様の家づくり、田建築工房も誠心誠意工事にあたって参ります。
近隣の皆様、ご家族の皆様、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。