鹿児島市紫原 Y様邸地鎮祭
2020年7月12日 Y様邸の地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭の流れのなかに鎌入れがございます。
少しお話しいたします。
鎌入れは、正式には、刈初之儀(かりそめのぎ)と申します。
敷地の草を鎌で刈るように、これから工事をはじめますよという意味です。
神職が正式に使う地鎮祭の本には、「刈初之儀は童子が行うのがもっとも正しい」と書いてあります。
幼い子供に鎌を持たせ、草を刈るしぐさをさせるのが正式で、
伊勢神宮などもそうしてますが、 一般で子供が行う場合は、
あまりなく、普通は施主または施行主が行います。
典儀(てんぎ)という司会者もしくは、神職が「刈初の儀を行います」と言って
鎌を手渡します。 鎌を持って、盛り砂の前に進みます。
草を左手でにぎり、右手の鎌で三度刈るしぐさをします。
この時に刈りながら大声で「えい えい えい」と発します。
そして草を地面におき、鎌を神職に手渡し自座にもどります。
Y様おめでとうございます。
事故なく、お施主様ご家族を
ずっと守ってくれる
おうちに仕上げたいと思います。