地鎮祭 その弐
2月末から3月初旬にかけて3御家族様の地鎮祭を執り行いました。
K様 M様 D様 おめでとうございます!
その壱からその参にかけて スタッフブログで地鎮祭の豆知識と共に
みなさまのおめでたい記念の日をご紹介させていただきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
風が強い日でした。
しかし、雨も降らず時折日がさす日和でした🌞
M様おめでとうございます!
ご夫妻、それからご家族皆さんに笑顔で喜んでいただけるよう、
スタッフ一同頑張ってまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
地鎮祭の豆知識 【流れ編】
地鎮祭の時間自体は20~30分ほどです。
その前後には祭壇の設置と撤去の時間もありますので、
全体では1時間ほどになります。
しかし、ご施主様には祭壇の設置と撤去は関係ないので、
地鎮祭の開始時間の15分ほど前に現地に着けば良いでしょう。
式典の進行役は住宅会社がやる場合もありますが、
神主さん自らがやる場合がほとんどです。
地鎮祭は10の儀式で構成されていて、一つ一つの儀式毎に、
神主さんが祭壇の右側へ下がって進行していきますが、
初めてご覧になると、妙な感じがするかもしれません。
神社や地域によって多少の進行の差がありますが、
概ねここでご紹介する通りの流れで行われます。
1.修祓(しゅばつ) 参列者とお供え物を祓い清める祭儀。
神主さんがお祓いの言葉を奏上し、大麻(おおぬさ)を左右に振ってお祓いをします。
2.降神の儀(こうじんのぎ)
この土地に鎮まる神様と地域の神様をお迎えする厳粛な祭儀です。
神主が「オオー」という声を出し、神様が祭壇に降臨してきます。
その際、参列者は頭を下げます。
3.献饌(けんせん)
神主が祭壇のお供えを、神様にお召し上がりいただくために、
お神酒と水の蓋を取ります。
その間、参列者は着席したまま静かに見守ります。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
これから先、この土地をお借りして家を新築する事を神様に奉告する儀式です。
神主さんが紙に書かれた文章を読み上げます。
文章の内容は、施主、設計者、施工業者を神様に紹介し、
工事の安全を祈る言葉が綴られています。
5.四方祓いの儀(しほうばらいのぎ)
神主さんが敷地の四隅と中央をお神酒・米・塩・白紙で清めますので、
ご施主様も同行します。(神主さんだけで行う場合もあります)
その間、残った人は着席したまま静かに待ちます。
6.地鎮の儀(じちんのぎ)
祭壇の横に盛った砂山で行う儀式です。
設計者が鎌で草を刈る刈初め(かりそめ)、
ご施主様が鍬で盛り砂を起こす穿初め(うがちぞめ)、
神主さんが鎮め物(しずめもの)を納め、
最後に施工業者が鋤で砂を均す土均し(つちならし)を行います。
神主さん以外は、それぞれ3回に分けて、
「えい、えい、えい」と声を出しながら行います。
鍬で盛り砂を掘る動作を3回します。
7.玉串拝礼(たまぐしはいれい)
参列者が順番に祭壇の前に立ち、玉串を捧げ工事の安全を祈ります。
(ご施主様⇒関係者⇒工事関係者の順に玉串を捧げます)
神主さんから玉串を受取り、祭壇の前に立ち、
玉串を時計回りに回して根本を神様に向けて祭壇にお供えします。
その後2礼(深く二回お辞儀をする)
2拍手(2回柏手を打つ)
1礼(1回深くお辞儀をする)
最後に軽く礼をして下がります。
8.徹饌(てっせん)
神主さんがお神酒と水の蓋を閉じお供え物をお下げします。
献饌(けんせん)の逆の動作をします。
その間、着席したまま見守ります。
9.昇神の儀(しょうじんのぎ)
神様に元の座へお戻りいただく儀式。
神主が再び「オオー」と声を出すので、頭を下げます。
神様が昇神するまで、静かに待ちます。
10.直会(なおらい)
地域によっては、お酒・おつまみで歓談する場合もありますが、
最近では、ご施主様の挨拶の後、
神主さんの音頭で乾杯をして盃に
口を触れるだけで終わる場合が多いです。
ご施主様の挨拶は、
「1.参列者へのお礼」
「2.マイホーム着工の喜び」
「3.工事の安全と無事を祈念」の順に述べるのが一般的です。