地鎮祭 その弐

2月末から3月初旬にかけて3御家族様の地鎮祭を執り行いました。

K様 M様 D様 おめでとうございます!

その壱からその参にかけて スタッフブログで地鎮祭の豆知識と共に

みなさまのおめでたい記念の日をご紹介させていただきます。

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風が強い日でした。

しかし、雨も降らず時折日がさす日和でした🌞

M様おめでとうございます!

ご夫妻、それからご家族皆さんに笑顔で喜んでいただけるよう、

スタッフ一同頑張ってまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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地鎮祭の豆知識 【流れ編】

地鎮祭の時間自体は20~30分ほどです。

その前後には祭壇の設置と撤去の時間もありますので、

全体では1時間ほどになります。

しかし、ご施主様には祭壇の設置と撤去は関係ないので、

地鎮祭の開始時間の15分ほど前に現地に着けば良いでしょう。

式典の進行役は住宅会社がやる場合もありますが、

神主さん自らがやる場合がほとんどです。

地鎮祭は10の儀式で構成されていて、一つ一つの儀式毎に、

神主さんが祭壇の右側へ下がって進行していきますが、

初めてご覧になると、妙な感じがするかもしれません。

神社や地域によって多少の進行の差がありますが、

概ねここでご紹介する通りの流れで行われます。

 

1.修祓(しゅばつ) 参列者とお供え物を祓い清める祭儀。

神主さんがお祓いの言葉を奏上し、大麻(おおぬさ)を左右に振ってお祓いをします。

 

2.降神の儀(こうじんのぎ)

この土地に鎮まる神様と地域の神様をお迎えする厳粛な祭儀です。

神主が「オオー」という声を出し、神様が祭壇に降臨してきます。

その際、参列者は頭を下げます。

 

3.献饌(けんせん)

神主が祭壇のお供えを、神様にお召し上がりいただくために、

お神酒と水の蓋を取ります。

その間、参列者は着席したまま静かに見守ります。

 

4.祝詞奏上(のりとそうじょう)

これから先、この土地をお借りして家を新築する事を神様に奉告する儀式です。

神主さんが紙に書かれた文章を読み上げます。

文章の内容は、施主、設計者、施工業者を神様に紹介し、

工事の安全を祈る言葉が綴られています。

 

5.四方祓いの儀(しほうばらいのぎ)

神主さんが敷地の四隅と中央をお神酒・米・塩・白紙で清めますので、

ご施主様も同行します。(神主さんだけで行う場合もあります)

その間、残った人は着席したまま静かに待ちます。

 

6.地鎮の儀(じちんのぎ)

祭壇の横に盛った砂山で行う儀式です。

設計者が鎌で草を刈る刈初め(かりそめ)、

ご施主様が鍬で盛り砂を起こす穿初め(うがちぞめ)、

神主さんが鎮め物(しずめもの)を納め、

最後に施工業者が鋤で砂を均す土均し(つちならし)を行います。

神主さん以外は、それぞれ3回に分けて、

「えい、えい、えい」と声を出しながら行います。

鍬で盛り砂を掘る動作を3回します。

 

7.玉串拝礼(たまぐしはいれい)

参列者が順番に祭壇の前に立ち、玉串を捧げ工事の安全を祈ります。

(ご施主様⇒関係者⇒工事関係者の順に玉串を捧げます)

神主さんから玉串を受取り、祭壇の前に立ち、

玉串を時計回りに回して根本を神様に向けて祭壇にお供えします。

その後2礼(深く二回お辞儀をする)

2拍手(2回柏手を打つ)

1礼(1回深くお辞儀をする)

最後に軽く礼をして下がります。

 

8.徹饌(てっせん)

神主さんがお神酒と水の蓋を閉じお供え物をお下げします。

献饌(けんせん)の逆の動作をします。

その間、着席したまま見守ります。

9.昇神の儀(しょうじんのぎ)

神様に元の座へお戻りいただく儀式。

神主が再び「オオー」と声を出すので、頭を下げます。

神様が昇神するまで、静かに待ちます。

 

10.直会(なおらい)

地域によっては、お酒・おつまみで歓談する場合もありますが、

最近では、ご施主様の挨拶の後、

神主さんの音頭で乾杯をして盃に

口を触れるだけで終わる場合が多いです。

ご施主様の挨拶は、

「1.参列者へのお礼」

「2.マイホーム着工の喜び」

「3.工事の安全と無事を祈念」の順に述べるのが一般的です。