【鹿児島】狭い土地で平屋の注文住宅を建てる!間取りや広く見せるポイント
一般的に平屋は2階建てより広い土地が必要といわれます。シンプルに考えて、2階建てと同じ床面積を考えた場合、平屋のほうが広い土地を必要とするからです。
ただ、平屋の場合は階段など2階建てと違い省ける空間もあり、天井の高さも比較的自由なため、間取りや屋根の設計によって空間をより広く使う工夫がたくさんできます。
今回は、鹿児島で「狭い土地で平屋の注文住宅を建てる!間取りや広く見せるポイント」についてご紹介します。
平屋の土地はどのくらい必要?
住宅金融支援機構が提供するフラット35の利用者調査データによると、 住宅面積の全国平均は30坪程でした。
平屋であれば省けるスペース(階段や廊下)で5坪程いらなくなりますので、25坪前後の平屋は2階建ての30坪と変わらない住空間を確保することもできます。
忘れていけない「建ぺい率」
建ぺい率とは、簡単にいえば「敷地面積に対する建築物の割合」です。建築基準法により、この建ぺい率は国の用途地域別制度によって上限が決められています。
購入した土地いっぱいに家が建てられる訳ではないのですね。
- 【例】30坪の家を建てる
- 建ぺい率30%の地域だと100坪の土地が必要 建ぺい率60%の地域だと50坪の土地が必要
- 【建ぺい率:建築面積÷敷地面積×100】
- 建ぺい率の違いによって、同じ家を建てたい場合も必要な土地の広さは大きく異なります。 注文住宅は自由な家づくりが楽しめますが、土地を探す際は広さや立地だけでなく、建ぺい率も忘れずに確認しておく必要があります。
20坪程は世帯数2~3人が暮らしやすい
平屋20坪は66㎡、1〜2LDKの間取りが標準的です。家事同線が整えやすく、コンパクトな暮らしやすさを求める方にはぴったりです。 ただ、空間をより有効活用するため、間取りはしっかりと検討する必要があります。収納スペースの吟味や可動式の仕切りを取り入れるなど、生活スタイルを考えた工夫を取り入れることでより快適な住まいを実現できます。
狭小地住宅の平屋とは
狭小地とは20坪以下の土地を指すのが一般的で、土地が狭いだけでなく変形地であることも多いです。そこに建てた家を狭小住宅といいます。
特に住宅が密集している都心部や市街地に多く建築されています。
単身の方か夫婦2人暮らしにちょうど良い
狭小地住宅の平屋は間取りでいうと1〜2LDKとなります。費用が抑えられる、立地の良い場所に建てやすい、生活動線が楽といったメリットがあります。ただ、狭小地であるがゆえに間取りや設備に工夫を凝らすと費用が割高になる可能性もあります。
単身の方や夫婦二人暮らしに住みやすい家といえるでしょう。世帯数が3人以上になると狭く感じてしまうかもしれません。
平屋を広く見せるポイント
同じ大きさの空間であっても、なにも無い場合とたくさん仕切りのある場合では広さの感じ方は全く異なります。間取りを考える際には「広げる」意識をもつことがポイントです。
横へ広げる
空間をより広く見せたい場合は、見渡せるような間取りを心がけましょう。LDKは仕切りをなくしてワンフロアにするのがおすすめです。もし仕切りが欲しい場合は、天井までの壁ではなく、腰壁にしたり、壁材をガラスにしたりするだけでも広さへの印象は随分変わってきます。
縦で広げる
平家であっても縦への広さを持たせる工夫はたくさん出来ます。高所用窓や天窓をつければ、開放感のほかに風通しが良くなる、光が取り入れやすくなるといったメリットがあります。片流れ屋根で天井に勾配をつければ、高さに変化が生まれ、広さとおしゃれな印象をプラスすることができます。
外へと広げる
LDKとお庭に統一感を持たせるのもフロアを広く見せるには有効です。LDKと直接繋がるウッドデッキを設置すれば、空間を広く感じられる他、リビングの延長線上として活用しやすくもなります。
内装の色もポイント
壁や天井は室内に占める面積も大きく、空間の印象に大きく影響を与えます。 色はライトグレー、ライトブラウンなどの白系の淡い色がおすすめです。お部屋に広さと明るい印象を与えます。 逆に黒やダークブラウンなど暗い色の配分が多いと圧迫感を感じられる方がいるかもしれません。もし、濃い色を使いたい場合は床やインテリアへの配色を検討しましょう。
家具は最低限でスッキリと
家具は思った以上に空間に圧迫感を与えることがあります。家具は必要最低限にする、造り付けの収納を利用し壁の凹凸を減らす、といったことが空間をスッキリと見せるコツです。
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鹿児島の田建築工房は、鹿児島市と近郊エリアに絞った運営を行う地域密着の工務店です。 鹿児島の気候や地域特性に精通している強みを活かし、「手の届く価格で理想のお住まいを提供する」をモットーにお客様の家づくりをサポートいたしております。
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